ワイン

2008年12月 6日 (土)

偉大なヴィンテージ・・・

Moreystdenis_90先日、たった2本だけですが・・・購入したワインのご紹介です。1990年のブルゴーニュ、Morey-St-Denisです。この時点でピンときた方は、只者ではないです。そう偉大な年でした。え?どんな年?

1990年は、寒い冬を乗り切った葡萄樹が、いざ開花!と気合を入れたときに、雨やら寒いやらで不安定な天候とりました。この厳しさを乗り越えた花が、収穫前の素晴らしい天候に恵まれることで、濃縮感があり、この年特有の綺麗な酸味を兼ねそろえた偉大な収穫となったのです。少々のミルランダージュ(結実不良)とともに・・・この話題は深く長いので後日に。何はともあれ、素晴らしい葡萄を手に入れることが出来たのです。

そうなると、造り手は?という質問がでてきますかね。ネゴシアン(葡萄を買い付けて、自ら仕込む会社)、Charles Viénot(シャルル・ヴィエノ)の作品です。ここは創業1735年という歴史ある会社。この長年の葡萄栽培者とのおつきあい、それに経験を生かした技術、もう何もいう必要はないでしょう。

ネゴシアンというと賛否両論あるかと思いますが、純粋に目の前の液体が素晴らしければ、それでいいのですよ!誤解が多いですが、素晴らしいネゴシアン多いですよ・・・このワインは特に、お二人でゆっくりとした時間と共にお楽しみいただきたいです。

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2008年11月24日 (月)

ヌーボーばかりが・・・part2

皆様 ボジョレーヌーボーは飲まれましたか?賛否両論あるかと思います。これもまたボジョレーヌーボーの愉しみのひとつでしょう。表現は上手ではありませんが、ヌーボーは葡萄ジュースのようではありませんでしたか?なんというか、旨味が多く美味しく感じました。え?自分だけ・・・今年のボジョレー、ブルゴーニュは楽しみです。

さあ、新しいワインが98_julienaslugdunumに届きました!1998年のボジョレーです。ヌーボーとは、まったく違った魅力持っているワインですよ。前回ご紹介したのが12年前、今回は10年前です。96年Moulin-à-Ventが熟成の旨味の中に骨格をしっかりと感じる芯のある印象に対して、98年Juliénasはふくよかさの中に旨味を感じるタイプ、まさに芳醇・・・

このワイン、Paul Reitzという1882年設立のネゴシアン(葡萄を買い付けてtワインにし、販売)が醸しました。エチケットの中央に光り輝く金色のマーク(画像は斜めから撮影のためエチケット右)はBurgondia d'Orという2001年コンクールで選ばれたものにしか与えられません。このコンクールは年に2回プロフェッショナルと愛好家が集まり、ブルゴーニュ最高のワインをテイスティングし選ばれます。このコンクールはフランス政府とヨーロッパ共同体にも認可されています。

さあ、皆様、気になってきたでしょう?これボトル7,000円です。数に限りがあります・・・まだまだ大丈夫ですが・・・ぜひこの機会に!お待ちしております。

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2008年11月14日 (金)

Evianのご紹介です。

Evian_blog というわけで水です。今更、何を言っているのか?という声が聞こえてきそうですね。まあそういわず、少しばかり皆さまのお時間を拝借いたします・・・

今回ご紹介するのはEvianです。フランスを代表する水ですね。エチケットにも描かれているフレンチアルプスの山頂に降り積もった雪や雨が、1年平均300mというゆっくりとしたスピードで浸透し、その間に、カルシウムとマグネシウムに優れた素晴らしい品質へ。地下水として採水されるまでにかかる歳月はなんと約15年!その品質を守るため、標高850mに位置する水源周辺は厳しいEUの基準を満たした管理で、汚染リスクから守られています。採水された水を殺菌・除菌せずにボトリングされたものが、ナチュラルミネラルウォーター・エヴィアンです。通常、空容器はエア洗浄ですが、日本へ輸出されるものは、エヴィアンで洗ったものに詰めるそうです。へえへえへえ・・・

体内の水の量は約60%・・・赤ちゃんの場合は80%・・・え?そうです、つるつるぷるぷるの赤ちゃんの肌はこの水分量が関係しているそうです。妙に納得しますね・・・年を追うごとに水分摂取が減り、酒が増える・・・さらに、1ヶ月で体内水分が入れ替わるといわれています。ということは、1ヶ月間続けなければ効果は期待できないということです。

何を皆様に伝えたかったのか?そうlugdunumに通っていただいて、Evianを飲み続けることで、体内からフランスへ、さらにリヨン料理を食べ続けることで、リヨネ(リヨンの住人)になりましょう!神楽坂で!・・・かなり無理がありましたね・・・

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2008年11月12日 (水)

ヌーボーばかりが・・・

Cru_beaujolais_blog ボジョレーではないですよ!これからお祭りが始まるのに、こんなことを言うのもなんなのですが・・・残念ながら我々のなかで、ヌーボー(新酒)のイメージが強く、葡萄品種「ガメイ」は早飲みという概念が・・・なんとなく他の葡萄に比べ馬鹿にされているような・・・そんな嘆きが聞こえてくるのです。

そこで、lugdunumではリヨンをテーマにしているだけに、この誤解を解く使命があるのです!え?ないって?いやいや目指せ「ボジョレー地位向上委員会会長」のポジションですよ!え?これもない・・・

というわけで、ヌーボーと一緒にお楽しみいただきたいのが、今lugdunumで揃えているボジョレーです。中でも極めつけは12年前のボジョレー、クリュボジョレーと呼ばれる村名を冠したMoulin-à-Ventです。12年前ですよ!「そんな古いボジョレー飲めるの?」という疑問が皆様の中に起こってることでしょう。そう、「そんな古いワインは美味しいの?」という疑問ではなく「飲めるの?」という質問に、我々が持っている「ボジョレーは早飲み」という固定概念があるのでしょう。ワインは嗜好品ということが前提ですが・・・熟成したボジョレーは美味しいです!熟成がなしえる旨味を持ち、やさしくも芯のあるワイン。皆様、気になるでしょう?12年前のボジョレー・・・気なった方は、この時点でご予約の連絡を!このワインの販売価格は7,500円。以下は、このワインの薀蓄です。

ネゴシアンRénard、ロワール地方を拠点としながら、ブルゴーニュまでカバーしている大手。特に、ボジョレーに関しては、葡萄の品質が良いのはもちろん、天候に恵まれた年しか葡萄を購入しないそうです。こだわりの優良ネゴシアンですね!と思う方と、自分のようにひねくれると、おいおい葡萄は農作物だよ!天候は神頼み!一生懸命栽培しているのだから、毎年買ってよ!と声を大きく訴えたい・・・そんな自分の気持ちは無視しましょう。そう、そのようなこだわりのネゴシアンが、偉大な年のみ醸すのが、このMoulin-à-Vent Grande Garde。醸した後、10年は彼らのカーブで熟成させ、出荷されます。1996年は、ブルゴーニュ偉大なヴィンテージ!だからこそ、今なお甘美な風味を備えているのです。「ボジョレーは早飲み」という考えをお持ちの方にこそお試しいただきたい逸品です。

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2008年10月22日 (水)

牡蠣といえば・・・シャブリ・・・

Chablis と、昔から言われています。この点に関して、多々異論があるかと思います。しかし、このシャブリ、試してください。

すでに自分のねちっこいワイン話(葡萄馬鹿と呼ばれています)をご存知の方は、お勧めするワインが普通ではないことを察していただけるのではないでしょうか。そう、この2本のシャブリは只者ではない。手前のシャブリはシャブリの1級畑、2003年、そう猛暑のときのシャブリです。北方らしからぬこの年ならではの完熟した糖度の高い葡萄から醸したシャブリ、5年の熟成によって、心地よい酸味の余韻が長く、爽やかな旨味を残す、伊達に銅メダル獲得していません。これシェフの大のお気に入り!そして後ろのシャブリ・・・1級畑のワインよりも高額です・・・普通のシャブリがなぜ?さあ入りますよ、マニアックな世界へ!

特級でも1級でもないシャブリがなぜ高額なのか?答えは簡単ですよ。手間暇かけているからです。とても誤解を与える表現ですが、並々ならぬ手間がかかっているのです。8ヘクタールの畑を5人の家族で管理する。人の手によって畑を耕し、徹底した観察、もちろん収穫も人手のみ、近代的な手法とは無縁な環境での醸造というワイン。考えてみれば、一昔前のスタイル。近代醸造技術を否定する気はありませんが・・・あまりにも今のワインは、頼りすぎている、そんな気がいたします。安全に大量のワインを仕込むには便利でしょう・・・発想を変えましょう。ワインを造るのに、葡萄を栽培し、なんら(多少培養酵母を加えたとしても)加えることなく仕込みます。葡萄の出来不出来が品質に左右します。そうです葡萄は農作物です。例えばお米、同じ魚沼産コシヒカリでも、農薬大量に使って機械でパッとつくったお米と、土から造り、人の手によって雑草を抜き、カルガモ農法でもいいですが、手間隙かけて造ったものとどちらが美味しいのか?この答えは既に皆様ご存知のはず。自分はワインも同じだと思います。以外に忘れがちなのですが農作物なのです。だからこそ、毎年違った風味のワインが仕上がるのです。こんな話をしながら、自分は巷に溢れる自然栽培?の無添加ワイン?には否定的です。意外かも知れませんが・・・しかし、持論は「手間隙かけるから美味しくなる」です・・・すみません、長くなるので後日にちょくちょく書こうと思います。嫌にならずに読んでください・・・

という身勝手な意見のもと、このDomaine Hugotのシャブリはお勧めなのです。新しくオンリストするのは2005年。04を既に楽しんだ方にでも、05年は違った美味しさがあります。04に比べキリリとした酸味が特徴でしょうか。これ、牡蠣と試してください。牡蠣の旨味と手造りシャブリの旨味・・・絶品です!皆様どんなマリアージュか気なりませんか?

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